限界道中いざ月へ

積みゲーから逃げるな

【ドラガリ】2周年イベ「ロストヒストリア」への呻き

かわいい絵柄でゆるふわ王道ファンタジーの皮を被ったハートフルボッコソーシャルゲーム

任天堂サイゲタッグのドラガリアロストくん。

2周年イベでめちゃめちゃメンタルやられたときの感想文です。

ふせったーからのサルベージになります。

主にメーネとナーム あとミドゼロの話とかイベントタイトルの話とかエリュシオンの話とか
正直 2周年イベでイリアのことやります!って言われて、ドラフェスでメーネとミドゼロ発表されたときにもうものすごい嫌な予感はした。
だって妖精って。メーネって。露骨にナームを意識したネーミングだし、CV!!!!おい!!!!CV!!!!!!!!!ってなった人はたぶん5000兆人いたんじゃないかと思う。
このゲームほんとに名前周り油断できないもんな……ネデウとかね!!
妖精と妖精国の存在についてはドラガリくんの次章以降のPVで初めて色々言及されたんじゃないかと思うけど(見落としてたらごめん)、
今まで当たり前のように王子の横飛んだり喋ったりする割に我々はナームのことをほとんど何も知らないわけよ。
そしたら突然ナーム実装フラグみたいなPV見せられてブチ上がってしまったわけだけど。
 
ドラゴンにも寿命があって死ぬことは既に知識としてあったけど、ミドガルズオルムゼロが何なのか、ドラフェス実装時にはよくわからなかった。
異天ゾディアークの例はあったけれど。
それで………それで今日ロストヒストリアのエピローグを見て知った事実 妖精は死ぬ、ドラゴンも死ぬ
ミドゼロは「次に生まれてきたときは、今度こそ人とドラゴンが手を取り合って」的なことを言っていた、と思う。
わかりやすく我々の知るミドガルズオルムのフラグ。
ミドが真にドラゴンと絆を結ぶことを願う王子に出会えたことは、ミドゼロのことを思うとすごく感慨深いし、ミドのストーリー上の役割においても納得できる。
 
唯一明確な「救い」が描写されずに、そして本人の言葉や気持ちの描写も一切なしに物語から姿を消し「羽を折ることで自身の立場や故郷、アイデンティティを捨て、二度と小さくなることなく生涯を終えた」妖精メーネと、
「記憶がなく自分が何者かわからない、ずっと小さい体のままである」妖精ナーム、
もう答え出してるようなもんじゃないかと思ってしまうよ…………ミドおじいちゃんと仲良し護符思い出してダバダバ泣いてる
だってメーネだけ「次」が示されなかったんだぞ!!!!
一条の希望の光が差すようなエンディングにしておきながら、あの世界の存在たちは全ての後始末をメーネに押し付けた イリア!!おまえもだ!!!!!(泣きながら壁を殴る)
今後のメインストにおいてナームの掘り下げ(と実装)は確定しているので、そこで「女神イリア」ではなくメーネが救われることを願ってやまないし、
ドラガリくんならきっと再会させてくれると信じているよ…………頼むぞ………………
メーネが「女神イリア」として残りの生涯を生きることになったのは、もちろんメーネ自身の決断でもあるだろうし、エリュシオンやミドゼロがそうアドバイスしたこともあろうし、なんなら「女神イリアが存在しなくては困る」ゼシアが唆したかもしれない。それはわからん。
でもさあ…………正直ドラガリくんの物語に どうして妖精が必要なんだろうって思ってたのよ、女神イリアとエリュシオンの結託によって人間とドラゴンの絆を説いて回る伝説なら、妖精は何のためにあるんだ?って。
今まで妖精がナームしか出てなかったし、なんならドラゴンの親戚的な説明を受けていたから、「ひょっとしてナームが覚醒したらエリュシオンばりのゴツいドラゴンになるかもwww」とか考えていた。
でもロストヒストリア見ての絶望。
人間とドラゴン、絆取り戻してないやん。
二種族間の愛を説いて回ったのは完全に部外者/第三者であることを我々(とゼシア)は知ってしまった。
ロストヒストリア………単に失われた歴史だと思ってたら 完全なる「”喪失”の歴史」でもあるやん………なんだこれ…………

正直このイベントのイリアは真っ直ぐで愛に満ち溢れた人物のように描かれているけど、「聖人ではない」。全く違う。
そもそもモルトメサイア誕生の元凶となったモルティスを異界から呼び出し、まだここまでは不可抗力だったとしても、さらには自作の肉体を与え交流を試みる。そこに愛と未知への探究心はあるけれど、完全に彼女のエゴだ。
そしてイベントの最後で、彼女はこの世界とモルティスひとりを天秤にかけて後者を選ぶ。
ひとを愛するという意味においては彼女を責めることはできない。でも彼女はすでにエリュシオンと契約していて、人類の礎となることが決まっていたにもかかわらず、最後は誰の制止も聞かずに異界に飛び込んでしまう。「契約がある限り僕もこの世界に影響を及ぼしかねない」とは言っていたけど、これちょっとまだよく分からなくて……もう少し考えさせてください……
とにかく、結果的に礎の役割はイリアに成り代わったメーネが負うことになる。この…………この……………ヲヲヲヲヲヲ゛
結果的に人間でとドラゴンでもない妖精を犠牲とする世界、何………………………?
だから私は………私はナームが……ナームにずっと笑っててほしくて…………ナーム…………祈ることしかできねえ…………………

話は逸れてるけど つまり「女神イリア」がドラゴンと心を通わせたとか嘘やん!!!!(極端)
そもそもドラゴンが嫌がること(=異界から物を持ってくる)のを実現できたのはイリアだけだしね。
…というかドラゴンが「異界のものを好まない」という通説がすでにあるということは、あの世界には割と頻繁に自然現象的に異界産のものが混入してたのか……?
王子は真の意味でのドラゴンとの和解を目指すことになるんですね……エリュシオンとの共存ができるのか………
煉獄文書の「魔神はイリアの子」、これが「真実」であることが証明されましたね。何がどう真実なのかはゼシアにしか説明できんだろうけど……

今回気になったのは聖竜エリュシオンについて何も解決していないということなんだよな
そもそもエリュシオン(Ēlysion)とはギリシャ神話でいう「死後の楽園」のことなんだけど………
イベストでの行い見てもう納得したよね。「神々に愛された英雄たちの住う土地」
しかしああやって殺戮の限りを尽くして大地をまっさらにしてから楽園を築こうとする最高(最悪)の解釈。
おそらくストーリー本編はどこかの段階で封魔戦争の再現をするかなあと思っているのだけど(でもモルトメサイアが今あんな感じだからどうなるかわからん)、
次はイベントのようにはいかないということなんだよな……
そして仮にもイリアが契約してるわけなので、イベントラストのイリア再登場フラグは当然エリュシオン再降臨フラグとも考えられるんじゃないかな。

あとは王族については………ちょっとまだあんまりわかってないので……何も言わないけれど
モルトメサイアベベットに吸い込まれちゃったあとどうなったんだろう ゼシアは断末魔って言ってたけど……

長すぎるのでこの辺で切るけれど、メーネに………メーネに救いをください……………………