=おことわり=
筆者は洋画は字幕版を観るのが好きなのですが、声優中井和哉氏の熱烈なファンなので、今回については中井和哉氏目当てで吹替版を観ました。
目当てが中井和哉氏なので、以下本当に中井和哉氏の話しかしていませんでしたが、でも本当に本当に本当に吹替が素晴らしかったので、みなさま2度目・3度目の鑑賞の際にはぜひ吹替版を選択肢に加えていただきますようお願いいたします
今日が公開日! 映画「アマチュア」を観に行きました。定時ダッシュで映画館へ。
www.20thcenturystudios.jp
ありがとう中井和哉氏 フォーエバー中井和哉氏
そもそも20th century studioの作品を観るのが久々。
公開初日から洋画を観るというのも滅多にやらないのだけれど、今回ばかりはのっぴきならない事情がある。そう、主人公チャーリーの吹替が声優・中井和哉氏なのである。
もう筆者のTwitterを見ている方なら既知の事実であるが、筆者は本当に本当に本当に中井和哉氏の声が大好きだ。
中井和哉芸人歴も割と長いのであるが久々の主演吹替!! 吹替を劇場で観ること自体はファンタビ3のアバーフォース以来! 白雪姫? 観れません怖くて
主演ラミ・マレック氏の吹替は何度かやっているようなのだけれど(去年のオッペンハイマーは観れていません)、今回はもう劇場で予告を観たときからずうっと楽しみにしていた。
来週まで待つと映画館がコナン君に占拠されてしまうので、もう急いで行ってきた。
あの~~~~~~~結論から言うとガチでド好みの中井和哉氏すぎて、本当に、感謝の念が止まりません………。
本当に本当に本当に本当に本当にありがとう!!!!
私はですね、ロロノア・ゾロのような、いわゆる「中井和哉」感のある演技にはどちらかというと違和感を覚えてしまい、
まあでもその中井氏の演技がみんなから求められていて、彼の強みの一つであることも十二分に理解しているのですが、
ニュース番組でナレーションしているような、普段話すようなちょっと高めなような、そういう中井和哉氏のお声が本当~~~~に好きでですね。
具体的に言うと xxxHolicの百目鬼遥の演技が大好きなんですね。
だから中井和哉氏に一人称「ぼく」のキャラクターを与えると本当に最強になると信じて疑っていないんですね。事実最強だし。
公式サイトや予告版で明かされている通り、主人公チャーリー・ヘラーはCIA分析官であり暗号解読のプロフェッショナルでありながら、他者を殺すこと、傷つけることができない、良く言えば繊細、悪く言えば臆病な男性。加えて運動神経もあんまりよくない、典型的なインテリです。
人生のすべてと言って良いほど愛していた奥さんをテロで亡くし、失意から復讐のためにテロリスト4人を皆殺しにしようと世界を股にかけます。
もうね。最初の奥さんとのシーンだけでね、本当に吹替見て良かったなと思ったね……聞きたい中井和哉のすべてがありました。
だってさ~~~、みんながこの映画の日本語版製作者として、このキャラクター紹介だけ見て吹替声優に誰を起用しますか?
というか中井和哉をあてるなら誰にしますか?? どう考えてもヘンダーソン大佐か、テロリストのうちの誰かじゃない?
(まあ大佐は正直見た瞬間 玄田哲章にしかならんと思ったけど……)
これに中井和哉氏が入っちゃうんだな~~~~!!!! まあラミ・マレックだからというのもなくはないと思うんだけど、本当にこういう中井和哉、マジで良いんスよ…
奥さんとのシーン。インクワラインとのシーン。最後のあの人とのシーン。
全部が全部いいよ~~~~………てか中井和哉の「ぼく」大好きだよ~~~~~…………
刀振り回すだけじゃないんス中井和哉の声帯は
シナリオそのものについて ※微ネタバレ有
流石に映画のシナリオそのものについても話す。
予告で再三「殺しがアマチュア」と言われていたので、派手なドンパチはないだろうなと思っていたんだけど、
それは主人公からの仕掛けがないだけで、退治する相手からはしこたま攻撃されるかな、と予想としていた。
思っていたよりもずっと静かで、彩度が低く、粛々と進んでいく映画だった。
こう……これは批判ではないのだけど、意外と起伏の少ない映画。粛々と進み、粛々と達成され、粛々と終わりました。派手なカタルシスもない。好みは分かれるかもしれません。
最近私はロズで2時間泣き続けるほど情緒ボロボロで、侍タイムスリッパ―でも泣く始末だったんですけど、今回は終始落ち着いて、把握しながら見ることができました。中井和哉のせいかもわからん。
話はちょっと複雑というか…「つまり○○だったってこと…?」と確信を得ないまま見続ける感じだったのですが、このへんはアメリカ産刑事モノを見慣れている方だったらさしたる問題ではないのかもしれない。
以下 ちょっと深めのネタバレになるのですが、
結局チャーリーは復讐を達成することになるのですが、彼自身の罪もいくらかあるはずで、それへの後悔や反省は思ったよりもなかった。
この映画で彼自身の復讐が肯定されることは一度もないんですが(そしてそれは現実でもそうあるべき)、最終的には正義として丸く収まってしまったので、このへんはアメリカマインドなのかもしれない。
たとえばチャーリーが、復讐は達成したものの何も慰めにはならず、妻の存在の欠落が埋まることもなく、結局人の死に関与した自分はテロリストと同じ立場にあるのではないか……とか、もう既に殺してしまったから後には引けない……とか、巻き込まれた民間人の存在とか、そういうものに悩むシーンも入れられたはずじゃないですか。そのへんは意外とないのね~とはなりました。もう少し尺があったら入ったのかな?
流石にね、ラストシーン、作戦が成功して、全てが終わった後(極力ネタバレを防ごうとする悪あがき)、誰もいない自宅で電気もつけず、インクワラインの銃で自殺かましたら湿度高すぎかなとは思いますが、
というか万が一そんなシーンを中井和哉氏の吹替でやられたら私の気が狂っちまうので 無くて命拾いしたのですが、
そういうのなかったのは、この映画としてはかえって良かったと思います。やはり下手くそなりに、止まった足を無理やり動かして前に進もうとする在り方がいいよ。
チャーリーと同僚との絡みがもっと見たかったな~~~
あとヘンダーソン大佐とチャーリーがバディを組んでCIAの極秘ミッションに参加するスピンオフをください。
これ、ラミ・マレック氏の製作ということだけど、なんというか……ボヘミアンラプソディーで出来たイメージからの脱却が目的だったのかな。考えすぎかな~
字幕版も観たいんだけど、もう一回くらい吹替が……観たい!!
今日(4/11)が公開日だったわけですが、平日だったからなのか、吹替だったからなのか、客層が違ったのか、私が観た回はガチで私しか客がいなかったので、みなさま鑑賞はお早めに!
そしてもしよろしければぜひ「こういう」中井和哉氏のお芝居を観てほしい!